こんにちは。
いよいよ年の瀬も迫り、今年の締めくくりとともに新年を向かえる準備もしなくては…というところですね。
お正月に届く年賀状には、その年の干支をモチーフとしたものも多く見られます。
お正月はお子さまにとって干支を知るチャンス。
この機会に十二支とそのお話について触れてみるのはいかがでしょうか。
今回はお正月にお子さまと読みたい十二支絵本をご紹介いたします。
まずその前に、
十二支について
十二支の各字の読み方と順番、当てはめる動物は次のとおりです。
子=ね=ネズミ
丑=うし=ウシ
寅=とら=トラ
卯=う=ウサギ
辰=たつ=リュウ(ドラゴン)
巳=み=ヘビ
午=うま=ウマ
未=ひつじ=ヒツジ
申=さる=サル
酉=とり=トリ
戌=いぬ=イヌ
亥=い=イノシシ
順番の覚え方は、「ね、うし、とら…いぬ、い」と漢字の読みを繰り返すとよいですね。きっと言葉遊びのように、お子さま方はあっという間に覚えてしまうのではないでしょうか。
十二支ははじめ、昔の中国の殷(いん)という国で、日付を記録するために使われていました。もともとは順番をつけるための記号でしたが、後になって動物が割り当てられたそうです。どうして動物が使われたかについては、人々が覚えやすいように動物を使ったという説や、他の理由があるという説などいろいろありますが、本当のことは分かっていません。
日本では、十二支は昔から「甲子」のように、十干と組み合わせて使われてきましたが、十干はほとんど日常では使われなくなり、十二支のみが干支を表すものとして使われています。
十二支に犬がいるのに、猫がいないのは不思議な感じがしませんか?
実は、猫が十二支に入れなかった理由には、有名な物語があります。
こちらの本がお子さまにも分かりやすい干支のはじまりの楽しい絵本です。
《あらすじ》
むかしむかし、ある年の暮れに神様が動物たちに「元日の朝、1番から12番目に新年のあいさつに来た者を1年交代で順番に動物の大将にする」と言いました。
それを聞いた動物たちは元日が来るの待っていました。
ところが猫は神様のところに行く『元旦』が分からず、ねずみに聞くと「1月2日の朝」だと嘘の日にちを教えられたので参加することができませんでした。
体が大きくて歩くのが遅い牛は、夜のうちから支度をしてまだ暗いうちから出発しました。
その様子を見ていたねずみは、こっそり牛の背中に飛び乗りました。
そんなこととは知らない牛は、元日の朝、1番に神様の家に到着しました。
大喜びしている牛を迎え入れようと門が開くと、牛の背中から飛び降りたねずみが走って門をくぐり1番になってしまいました。
ねずみに先を越されてしまった牛が2番、そこから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪で到着しました。
ねずみに嘘をつかれた猫は、今でもねずみを恨んで追い掛け回しています。
十二支のお話の教訓は、それぞれの良い所に目を向けて、認めましょうという事です。
神様は、ねずみのように自分で歩かずにずるをした者にも、さると犬のように喧嘩をしていた者にも、みんな分け隔てなく順番どおりに判定します。
そして、悪い所もそれぞれありますが、そのことは言わないのです。
例えば、さると犬が仲が悪い事で衝突しないようにしたり、仲良しはほめたりしてくれます。
神様は動物それぞれの特性があり、良い所も悪い所もあると知っているのです。
そして、それぞれを認めて、良いところを伸ばそうとしてくれています。
★それぞれの良い所に目を向けて、認めましょう★
常に心にとめて、子どもたちそれぞれの素敵なところをひとつでも多く発見していけるように、努めたいと思います。
☆ご挨拶☆
今年も、様々なHUGのイベントにご参加下さり、また色々とご協力も頂きまして、誠にありがとうございました。
コロナの状況が少しでも落ち着くことを願うばかりです。
年明けの1月には、お正月ならではの活動や行事も予定しております。
楽しみにしておいてくださいね♪
それでは、皆様よいお年をお迎えください。
来年も、どうぞ宜しくお願い致します。
子ども達の様子は
インスタグラムでも毎日投稿しております。
是非そちらもあわせてご覧くださいね
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